高山やぶさめ祭

本文にジャンプします
高山やぶさめ祭
Clip to Evernote このエントリーをはてなブックマークに追加

高山やぶさめ祭

武者行列
武者行列パレード

やっさん踊り
やっさん(やぶさめ)踊り

魚のつかみ取り
魚のつかみどり
祭りムード一色に
 肝付町では、伝統行事「流鏑馬」にちなみ「高山やぶさめ祭」を開催します。
 当日は、町中心部に位置する高山橋河川敷広場で魚のつかみ取りやえっがね(伊勢海老)味噌汁の無料配布、豚肉の試食など様々なイベントが行われ、町内外から多くの人々が訪れます。また、剣道大会やソフトボール大会なども併せて行われ、町は賑やかなお祭りムード一色に包まれます。

イベントスケジュール(平成28年度:10月16日開催)

時刻 イベント 場所
午前8時30分から 開会式後、各種イベント
・伊勢海老みそ汁無料配布(数量限定)
・魚のつかみ取り(抽選券配布による抽選)
・肝付町特産品量目当て・豚肉の試食
・各種ステージショー他
イベント会場
(高山橋河川敷広場)
午前10時から 武者行列パレード イベント会場周辺
午後0時から 弓受けの儀(神事) 四十九所神社
午後2時 流鏑馬開始
 一回空走り(矢は放ちません)の後、三回疾走
四十九所神社前
(宮之馬場) 
午後3時 やっさん(やぶさめ)踊り  小竹オート前から旧高山駅前まで

高山やぶさめ祭ステージプログラム(準備中)
高山やぶさめ祭駐車場等マップ(準備中)

※バスで来られる方は事前に下記までご連絡ください。

「高山やぶさめ祭」
開催日:平成28年10月16日(日曜)
会場:(イベント)高山橋河川敷広場
   (流鏑馬)四十九所神社前(宮之馬場)
お問い合わせ先:
 肝付町役場産業創出課 電話:0994-67-2116
 肝付町商工会 電話:0994-65-2226

流鏑馬 ―そのとき、13歳の少年は神になる―

流鏑馬

馬場歩き
馬場歩き

弓受けの儀
神事「弓受けの儀」

いざ!
いざ!
 流鏑馬は鎌倉時代に始まり、国家安泰、五穀豊饒、悪疫退散を祈願する年占いで、今もこの願はこめられています。流鏑馬の語源は、騎射の一種で、疾走する馬上から鏑矢で的を射るので流鏑馬の字が使われています。

 日本における流鏑馬の起源は、白河天皇の御代、永長元年(1096年)に始めたと記録にあり、鎌倉初期の保元平治物語の中にも流鏑馬のことが出ています。
 四十九所神社を創建した伴兼行の孫、伴兼貞が長元9年(1036年)に肝付郡の弁済使になっていますが、高山で流鏑馬が始まったのはそれから100年位後になるようで、900年近い歴史があるとされています。
 流鏑馬の期日は、昔は10月19日の四十九所神社大祭日でしたが、現在は10月第3日曜日に行われています。

人馬一体の瞬間
 狩衣装束にあやい笠を身にまとい、弓受けの儀により神の使いとなった射手は神馬とともに馬場を疾走します。
 約330メートルの馬場を3回駆け抜けながら、合計9本の矢を放ちます。
 引手のかけ声と共に駆け出し、矢が的に命中した音と馬の疾走する足音が共鳴した瞬間、神社の杜に大きな歓声が響きます。
 馬場を駆け抜ける間は、馬の足音、射手のかけ声のみが馬場に響き渡り、観客を含め周辺はまるで時間が止まったかのように射手と馬だけが時間を感じる瞬間です。

射手は初心者
 全国的に成人の射手が多い流鏑馬ですが、肝付町で行われる流鏑馬の射手は中学生が務め、毎年変わります。
 8月の中旬に、中学2年生の生徒1名が射手として決定し、その後馬に乗るところから始まり、約1ヵ月の練習を経て本番を迎えます。
 射手として決定された少年は、その年の町一番の大役を任せられ、受けるプレッシャーは計りしれません。射手を務める少年は、この中で保存会員の人たちや応援する人達に支えられ、また、様々な教えを受けて一回り大きく成長していくのです。

歴代射手一覧

平成26年度川野雅

平成26年度
川野雅

平成25年度吉松大志

平成25年度
吉松大志

平成24年度益山麗斗

平成24年度
益山麗斗

平成23年度宮本晴生

平成23年度
宮本晴生

平成22年度伊倉滉大

平成22年度
伊倉滉大

平成21年度有馬耕大

平成21年度
有馬耕大

平成20年度武下英敏

平成20年度
武下英敏

平成19年度白坂拓也

平成19年度
白坂拓也

平成18年度小野神有

平成18年度
小野神有

平成17年度福元司

平成17年度
福元司

平成16年度松相大太

平成16年度
松相大太

平成15年度川野晃平

平成15年度
川野晃平

平成14年度有島裕之

平成14年度
有島裕之

平成13年度永野万里

平成13年度
永野万里

平成12年度宮地竜巳

平成12年度
宮地竜巳

平成11年度柳崎大樹

平成11年度
柳崎大樹

平成10年度藤井圭輔

平成10年度
藤井圭輔

平成9年度一松陽介

平成9年度
一松陽介


神事 流鏑馬の流れ
◆8月
 射手決定(平成27年度射手 増田啓吾(高山中2年))
◆9月初旬
 旧国鉄大隅線の跡地で練習開始(午後4時頃より)
◆9月下旬
 本番会場である四十九所神社前(宮之馬場)で練習開始(午後4時頃より)
◆本番(奉納)2日前
 柏原にて「汐がけ」を行い、馬と射手を海水で禊ぎ清める
 これより本番当日まで宮篭りを行う
 (かつては四十九所神社に篭っていましたが、現在は役場コミュニティセンターに寝泊りします)
◆本番当日
 午後0時から 四十九所神社にて「弓受けの儀」
 午後2時から 流鏑馬開始

四十九所神社

四十九所神社

19世紀の四十九所神社
19世紀の四十九所神社(三国名勝図会)
 四十九所神社は、肝付氏の祖である伴兼行が薩摩掾(さつまのじょう)(注1)に任命されて下向する際に、伊勢神宮から勧請(注2)して永観2年(984年)に創建したとされています。元肝属郡の惣社として崇められ、戦前は県社に指定されていました。

 四十九という名の由来は、ここに合祀する祭神の総数(天神七代、地神五代ほかの神々合計49柱)によります。

(注1)掾:日本の律令制四等官(地方行政単位である国の行政官として中央から派遣された官吏で、守(かみ)、介(すけ)、掾(じょう)、目(さかん))の三等官のこと。
(注2)勧請:本社の祭神を他の場所でも祀る際、その神の分霊を他の神社に移して鎮祭すること。


 参考リンク:高山城跡(昭和20年2月22日指定)