学校長あいさつ

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学校長あいさつ
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入学式
平成24年4月5日 入学式にて




 本校は、昭和43年(1968年)の開校で、今春平成24年4月に第45期生が入学しました。これまでに約840人の卒業生を地域利用の現場に送り出してきました。医療過疎が強く叫ばれる大隅半島の地域医療を半世紀近くにわたって支えてきた歴史があります。


 本校に入学してくる学生の最終目標は、言うまでもなく「准看護師」の資格取得です。准看護師資格試験における合格率は、近年毎年100%を誇り、また全国規模の資格試験模擬テストにおいても、例年上位を占める好成績を残しています。2年間の課程修了後に更に上のレベルを目指して、卒業後そのまま高等看護学校に進学する学生も多数おります。


 学校の性格自体も、創立時と比べて大きく変化してきました。創立当初、昭和の時代には、中学校新卒で入学してくる学生が主体でした。しかし、平成に入り社会構造の変化に伴って、受験者・入学者の殆どは高校卒、短大卒、大学卒と高学歴化が進行してきました。ちなみに、平成24年度入学の第45期生では高校新卒者が2人で、残りの20人は大学卒と高校卒業後いったん社会人としての実績を経験されてきた方々です。平均年齢は27歳で、医療の世界に飛び込んで自分の生活基盤を確立したいという強い意志を持って皆入学されてきます。社会人を再教育して人的資源の再開発を行い、地域社会に還元、寄与するという観点からも本校は大いに力を発揮していると自負しています。


 本校の設立・運営母体は本来肝付町にありますが、我々肝属東部医師会員は多忙な自己の労働時間を割いて、積極的、献身的に学生講義などに協力しています。学校長も歴代にわたって医師会の担当理事がその職責を果たしてきました。なお、小生が第14代目の校長になります。


 学生諸君には校訓にあるように、医療従事者としての高潔な自覚を持ち、与えられたチャンスを充分に生かして、「世のため、人のために」有意義な働きがなされることを期待しています。大隅地区の地域医療に貢献する優秀な人材の育成を目指して我々医師会員も努力、協力を惜しまない方針で臨んでいます。どうか大隅半島地区のみでなく、広く看護の道に将来の希望を抱く若者のチャレンジをお待ちしています。



  平成24年(2012年)4月

高山准看護学校校長 南曲 尙(高山胃腸科外科院長)