さつまいもの害虫(ナカジロシタバやハスモンヨトウ)の防除について

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さつまいもの害虫(ナカジロシタバやハスモンヨトウ)の防除について
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 8月に入ると、サツマイモの圃場では、葉の食害痕が目に付くようになります。これは、ナカジロシタバやハスモンヨトウの幼虫が発生して葉を食害しているためです。特にナカジロシタバが大発生すると短期間のうちに葉脈だけを残して食べつくすため、収量・品質の低下が懸念されます。薬剤散布等で予防をしましょう。


 平成26年度 ハスモンヨトウ:発生量は平年より少ない状況

                          

発生時期

 6月~11月 ※一番多い時期は8月~10月

防除対策

  1. 発生状況を把握する為に圃場の見回り、幼虫の発生状況を確認する。
  2. 若齢幼虫は集団で表皮だけを残して食害するので、発生の目安にする。
  3. 卵塊や若齢幼虫が寄生している葉は、見つけ次第摘み取り処分。
  4. 中・老齢幼虫になると薬剤が効きにくいので、防除は若齢幼虫の多い時に行う。

薬剤の種類(参考)

薬剤名 対象病害虫 収穫前日数/使用回数
ナカジロシタバ ハスモンヨトウ

ラービンフロアブル

3日前まで/3回以内

ランネート45DF

7日前まで/5回以内

コテツフロアブル

 

収穫前日/2回以内

マッチ乳剤

14日前まで/2回以内

トレボン乳剤

7日前まで/3回以内

フェニックス顆粒水和剤

収穫前日/2回以内

害虫写真(ハスモンヨトウ)

1齢幼虫(頭が黒い)

2齢幼虫

3齢幼虫

6齢幼虫

害虫写真(ナカジロシタバ)

若齢幼虫

中齢幼虫


薬剤を散布する上で重要なこと

  • 写真(ハスモンヨトウ)の1~3齢幼虫は薬剤が効きやすいが、6齢幼虫になると薬剤が効きにくいので、若いうちに対処する。
  • 写真(ナカジロシタバ)の若齢幼虫、中齢幼虫の時に出来るだけ薬剤防除を行う。
  • 圃場をよく観察し、早期防除に心がける。
  • 薬剤の希釈倍率に十分気をつけること。薬剤の説明書をよく読んでください。