畑かん対策係

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畑に水がくる

荒瀬ダムの試験湛水実施中です!

2017年6月16日
 平成9年から開始されました肝属中部土地改良事業の中核となります荒瀬ダム建設工事(平成16年~)の本体工事が終了しました。
 そこで来年からのダム貯留水による畑かん通水に向け、水をためる試験(試験湛水)を行っています。
 試験湛水の期間は平成29年4月17日から国土交通省の検査(平成30年3月予定)までとなっています。
 
○試験湛水の目的
 この試験湛水を期間をかけて行うことで、ダムでのそれぞれの水位(満水、中間、最低水位)におけるダム本体の状態 (圧力、歪み、湧水量など)やダム湖周辺の状態を把握しそれらの安全性を確認した後、ダムの安定した運営・保守・管理を行います。 

     参考リンク: 肝属中部農業水利事業所 試験湛水のページ

畑かんとは

畑かんとは

 「畑かん」とは、畑地かんがい整備事業の略称です。
畑地へ導水するため、ダムからパイプライン等を整備し、水利用による農業の生産性の向上と農業経営の安定合理化を図り、結果農家所得の向上を目指しています。

畑かん事業導入の経緯

 この地域(肝属中部地区鹿屋市・肝付町)は、年間降水量のうち梅雨時期と台風時に降雨が集中し、さらに畑地が保水性の乏しいシラス台地上に分布しているという地理的条件から、特に干天が連続する夏場の渇水期においては、雨水に頼る農業経営に限定されてしまい、収穫量の減により農家の経営を圧迫したり、新規作物などへの挑戦など、農家や地域の飛躍の可能性が限定されてきました。
 このような状況を改善するため、事業の導入が決定しました。

内容説明

 肝属中部畑かん事業は、鹿児島県大隅半島中央部に位置する「鹿屋市」、「肝付町」の1市1町にまたがる畑地1,537haの農地(畑地)を対象として行われています。

 新規水源となるダムを一級河川肝属川水系荒瀬川上流に築造するとともに、ダムから畑地へ導水するためのパイプライン及びファームポンド等の整備を行っています。

 参考リンク:肝属中部畑かん整備事業

畑地かんがい排水事業を行う最大のメリット

 最大のメリットは、計画的に栽培することが可能になることです。なぜなら、近年の農業は契約栽培などに代表されるように、農産物に対するニーズは、画一的でも安価・満腹を求める「食料」から、美昧・安全・旬などの「質」を求め、変化しています。

 畑かん整備により安定して水を得ることが可能になります。畑かん水を活用した太陽熱土壌消毒による連作障害の防止や、輪作を行うことで、ニーズに合わせて生産、適正な時期に確実に収穫して納品することが可能となり、市場での競争力を高め、安定した出荷が可能となります

 結果的に年間を通して安定的な高収入が見込める直接的効果や、作業の効率化による労働時間の短縮や農薬などを減らすことも出来るようになります。

 詳しい事業内容をお知りになりたい方は、関連リンク「九州農政局肝属中部農業水利事業所」をクリックしてください。

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