畑かん対策係

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畑に水がくる

荒瀬ダム通水式・祝賀会が開催されました

2018年7月30日
 平成30年7月21日(土曜日)、国営肝属中部農業水利事業で建設された荒瀬ダムが受益地への農業用水を供用開始することを記念し、肝属中部地区畑地かんがい事業推進協議会(肝付町、鹿屋市などで構成)主催により、荒瀬ダム通水式がダム展望所にて行われました。 
 台風10号の影響で時より強い風雨が吹く中、森山
衆議院議員をはじめ地元選出の県議会議員、九州農政局長、肝付町や鹿屋市の農家など関係者約130人が出席し、開催されました。

町長挨拶
 冒頭、永野協議会会長(肝付町長)が挨拶に立ち、「長年の工事を経て通水を迎えられ、大変喜ばしい。これからは荒瀬ダムの水を利用することで、計画的な営農が可能となり、高収益の作物へのチャレンジやICTを利用したスマート農業の確立など、世代を超えて多くの農業者へ積極的な水利用を拡大させていきたい」と抱負を述べました。




テープカット 肝属中部農業水利事業所長や県大隅地域振興局農村整備課長の事業経過報告につづき、テープカット、くす玉開披が行われ、通水を祝いました。








地元農家の説明を受ける森山議員 式典後に町内新富の第七肝付地区ほ場に場所を移し散水見学がありました。
 参加者から説明役の県の担当者・農家の方々へ様々な質疑応答がされました。







ほ場での散水の様子
地下埋設型散水施設 ロールカーによる散水
  地下埋設型散水器具での散水    ロールカーでの散水

 高山やぶさめ館で行われた祝賀会で、森山衆議院議員が挨拶に立ち、「過去には愛宕山工事用道路での崩落事故による犠牲などいろいろ曲折を経てきたが、荒瀬ダムからの通水が実現し感慨深い。これからは所得拡大につながる農業が大いに期待できる」と述べました。

 肝付町においては第三肝付地区(後田笹ヶ尾・鳥越・永野地区)第七肝付地区(温泉ドーム周辺・東迫周辺)のほ場への給水については、同時に行われている附帯県営事業の工事完了地点から開始していますが、配管接続の関係もあり、給水栓の工事が済んでいても水が出ないほ場があります。

 詳しくは、肝付町農業振興課 畑かん対策係 
   もしくは 肝属中部土地改良区(電話番号0994-45-7120)へお問い合わせください。

畑かんとは

畑かんとは

 「畑かん」とは、畑地かんがい整備事業の略称です。
畑地へ導水するため、ダムからパイプライン等を整備し、水利用による農業の生産性の向上と農業経営の安定合理化を図り、結果農家所得の向上を目指しています。

畑かん事業導入の経緯

 この地域(肝属中部地区鹿屋市・肝付町)は、年間降水量のうち梅雨時期と台風時に降雨が集中し、さらに畑地が保水性の乏しいシラス台地上に分布しているという地理的条件から、特に干天が連続する夏場の渇水期においては、雨水に頼る農業経営に限定されてしまい、収穫量の減により農家の経営を圧迫したり、新規作物などへの挑戦など、農家や地域の飛躍の可能性が限定されてきました。
 このような状況を改善するため、事業の導入が決定しました。

内容説明

 肝属中部畑かん事業は、鹿児島県大隅半島中央部に位置する「鹿屋市」、「肝付町」の1市1町にまたがる畑地1,537haの農地(畑地)を対象として行われています。

 新規水源となるダムを一級河川肝属川水系荒瀬川上流に築造するとともに、ダムから畑地へ導水するためのパイプライン及びファームポンド等の整備を行っています。

 参考リンク:肝属中部畑かん整備事業

畑地かんがい排水事業を行う最大のメリット

 最大のメリットは、計画的に栽培することが可能になることです。なぜなら、近年の農業は契約栽培などに代表されるように、農産物に対するニーズは、画一的でも安価・満腹を求める「食料」から、美昧・安全・旬などの「質」を求め、変化しています。

 畑かん整備により安定して水を得ることが可能になります。畑かん水を活用した太陽熱土壌消毒による連作障害の防止や、輪作を行うことで、ニーズに合わせて生産、適正な時期に確実に収穫して納品することが可能となり、市場での競争力を高め、安定した出荷が可能となります

 結果的に年間を通して安定的な高収入が見込める直接的効果や、作業の効率化による労働時間の短縮や農薬などを減らすことも出来るようになります。

 詳しい事業内容をお知りになりたい方は、関連リンク「九州農政局肝属中部農業水利事業所」をクリックしてください。

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