きもつきのデジタルビジョン2030

 肝付町では、これまで「肝付町地域情報化基本計画」に基づいて各種情報施策を展開してきましたが、その間にデジタル技術は指数関数的に発展し、コロナ禍や急速な原油高と円安、連続して発生する大規模な災害、そして国全体が本格的な人口減少の時代となるなど社会情勢の変化は目まぐるしく、施策はすぐに陳腐化しその都度見直すことが求められるようになりました。

この様に先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代（VUCA）に、肝付町は今後20年間で人口が7千人台まで半減する見込みですが、その間にデジタル技術の利用を前提とした地域社会へと変えていくことは、これからの肝付町を担う人材に対する町の責務だと考えています。

この度、公表する「きもつきのデジタルビジョン2030」では、役場だけではなく町全体としてデジタル技術を積極的に利用して肝付町を持続的なものにするための全体的な方針を定めました。

これにより肝付町は急激な社会変化と戦うのではなく柔軟に適応しながらデジタル社会への本格的な移行を進めるとともに、住民の誰もがデジタル技術を適切に利用して地域社会に積極的に参加できる環境の構築に努めます。

令和6年5月

• きもつきのデジタルビジョン2030(PDFファイル:216.5KB)