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今後の学校の在り⽅に関する検討について

更新日:2024年03月12日

   肝付町ではさらに小規模化が進むことが予測される町内の小・中・義務教育学校の今後の在り方について検討を進めています。

学校の規模に関する保護者アンケート

実施時期:5月

対象者    :町内の小・中・義務教育学校の児童生徒及び未就学児の子を持つ保護者

回答数    :381世帯(対象世帯数:784)

アンケート内容(PDFファイル:151.4KB)

アンケート結果(PDFファイル:93.4KB)

今後の⼩‧中‧義務教育学校の在り⽅に関する意見交換会

   今後の学校のあり方について、保護者・地域住民の意見を参考とするため意見交換会を実施し、5月に実施した保護者アンケートの結果及び今後の各学校の児童生徒数の推移について説明を行いました。  

意見交換会配布資料(PDFファイル:212.9KB)

保護者対象

実施時期:7月

対象者    :町内の小・中・義務教育学校の児童生徒及び未就学児の子を持つ保護者

意見交換会概要(PDFファイル:392.9KB)

地域住民対象

実施時期:8月

対象者    :地域住民

意見交換会概要(PDFファイル:415.2KB)

肝付町今後の学校の在り⽅検討委員会

   義務教育の機会均等や教育⽔準の維持‧向上、⼩‧中学校等の規模の適正化や⼩規模化に伴う諸課題への対応策の協議を行うための検討委員会を設置しました。

条例

委員会の構成

会議等実施状況

第1回会議

開催日:令和5年11月29日

場所    :肝付町文化センター

参加者:肥後委員、石倉委員、内委員、倉委員、豊重委員、前村委員、荒田委員、

              原口委員、有村委員、岩元委員、平野委員、前原委員、福元委員(計13名)

議題    :会次第のとおり

会議の概要等:会議資料は以下のとおり

会次第(PDFファイル:205.3KB)

諮問(PDFファイル:278.3KB)

会議の公開について(PDFファイル:145.1KB)

現状と課題について(PDFファイル:3.4MB)

今後のスケジュールについて(PDFファイル:155KB)

第2回会議

開催日:令和5年12月14日

場所    :内之浦銀河アリーナ

参加者:肥後委員、石倉委員、内委員、倉委員、豊重委員、中村委員、前村委員、荒田委員、

              原口委員、有村委員、岩元委員、平野委員、前原委員、福元委員(計14名)

議題    :会次第のとおり

会議の概要等:

(委員)   新潟県新発田市教育委員会(以下「新発田市」という。)が策定した基本方針が参考として示されたが、

                  町が策定した基本方針で参考になるものはないのか。

(事務局) 内容により参考とした。

 

(委員)   実際に、新発田市は平成23年6月に改訂した基本方針に基づき、学区の再編が行われているのか。

(事務局)HPで公表している小・中学校の一覧を見る限りにおいては、行われているようである。

 

(委員)   基本方針(案)がなければ、意見を出しにくい。

(事務局)次回(第3回)会議において、新発田市などを参考に作成した基本方針(案)を審議いただく予定である。

 

【当日配布資料】

会次第(PDFファイル:103.5KB)

基本方針(案)の骨子について(PDFファイル:466.2KB)

【参考資料】

新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針(平成23年6月改訂)新発田市教育委員会

 

第3回会議

開催日:令和6年1月17日(水曜日)

場所    :町文化センター2F

参加者:肥後委員、石倉委員、倉委員、豊重委員、中村委員、前村委員、荒田委員、

              原口委員、有村委員、岩元委員、福元委員(計11名)

議題    :会次第のとおり

会議の概要等:

(委員) PTAの中には、児童生徒数が多い環境で学ばせたい人もいれば、学校がなくなるのは寂しいという人もいるのではないか。
このスケジュールに基づき、内之浦小と岸良学園が一緒になっても望ましい学校規模には該当せず、学校が一緒になることのメリットはコスト面だけではないのだろうか。


(事務局)ご指摘のとおり、基本的な考え方とは相反するが、飛び複式(隣り合わない学年で編制される複式学級)の場合は、指導が難しくなり、教員の負担も大きくなる。
また、いずれにせよ、子どもたちが学ぶ場として本来あるべき姿ではなく、子どもたちにとってプラスになっていない。

(委員) 3年前に学校を残したいとの地域住民の声を受けて、岸良小学校と岸良中学校が義務教育学校に再編された。その際、PTAが署名活動をして、約2,000件が集まった。校歌を作ったりして準備を進めたのに2年後にもうなくなるのかという思いはある。


(事務局)地域の方々の思いを優先させるのか、子どもたちにとってあるべき学ぶ場を優先させるのか考える必要がある。

(委員) 小規模校には、メリットも多い。岸良学園はウミガメの産卵ふ化をさせたりして特色のある教育に取り組んでおり、上の学年が下の学年の面倒をみるなど、大きな学校では経験できないことである。
また、山村留学で5世帯が移住してきており、学校を維持するためにも、町はもっとアピールすべきではないか。

(事務局)縦割りの活動も重要であるが、学校は、同じ学年の子ども同士での活動で様々なものを身に付ける場所である。アピールは行っているが、全国的に人口が減少していく中で、他の市町村から呼び込むのは限度がある。

(委員) 学校の再編に当たっては、地域と学校のつながりが希薄化しないような十分な配慮が必要ではないか。また、子どもたちを主役に考え、子どもたちが通いたくなる学校づくり、保護者が通わせたくなる学校づくりを行う。
町として、十分なコミュニケーションがとれる場を設けるなど、地域の活性化につながる取組も重要である。
通学区域の見直しを行った上で、学校再編に着手することが筋であるが、現状を考えると、学校再編の時期にすでに来ている。

(事務局)本日いただいた意見の基本方針(案)への反映状況については、会長が確認することで良いか。
(全委員)了解
 

【当日配布資料】

第3回会次第(PDFファイル:24.7KB)

パブリックコメントの実施

実施期間:令和 6 年 1 月 24 日水曜日から令和 6 年 2 月 14 日水曜日まで

対象       :町内に居住・通勤・通学している方、町内に事務所・事業所を有する方

パブリックコメントへの回答:

この度は、様々なご意見を賜り、誠にありがとうございました。
いただいたご意見については、次のような形で令和6年2月28日(水曜日)に開催された「第4回肝付町今後の学校の在り方検討委員会(以下「検討委員会」という。)」に会議資料として配布させていただき、内容をご確認いただく時間を設けました。
これまで実施してきた意見交換会やパブリックコメントでの様々なご意見を踏まえ、検討委員会において「肝付町今後の学校の在り方に関する基本方針(以下「基本方針」という。)」が取りまとめられました。
教育委員会においては、基本方針をもとに、小・中・義務教育学校の小規模化への対応策などを協議していきたいと考えています。

パブリックコメントの内容(PDFファイル:1.5MB)

意見交換会の開催

実施期間:令和6年1月29日月曜日から令和6年2月13日火曜日まで

対象        :保護者及び地域住民

意見交換会配布資料(PDFファイル:1009KB)

意見交換会概要(PDFファイル:614.5KB)

第4回会議

開催日:令和6年2月28日(水曜日)

場所    :内之浦銀河アリーナ(小ホール)

参加者:肥後委員、石倉委員、倉委員、豊重委員、中村委員、前村委員、荒田委員、

              原口委員、有村委員、岩元委員、内委員、平野委員、前原委員、福元委員(計14名)

議題    :会次第のとおり

会議の概要等:

(委員)
「岸良学園で児童生徒を増やすことはできないか?」を模索していたところ、小規模特認校に勤務経験がある教員に聞いてみたところ、生徒数が4人から28人に増えたケースがあったようである。学校再編を行う前の策として、基本方針に小規模特認校を盛り込むことはできないだろうか?
(事務局)
学校には校区があるが、去年の夏の保護者との意見交換会でも、人口増になる施策はないかという意見をいただいており、今後、検討する必要があると考えている。

(委員)
事務局の説明が足りなかったことが、保護者に不信感が高まっている。また、小規模校が大規模校へ再編された際、子どもたちの戸惑いもあるだろうし、勉強についていけるのかどうか?不安もある。さらに、スクールバスがどこまで迎えにきてもらうのか?など、小さいことまで1つ1つ決めてから統廃合についての提案をしてほしい。
(事務局)
再度、何らかの形で保護者などの意見を聞く開会を設けたいと考えている。

(委員)
今後、意見交換会などを開くのであれば、参加率を上げる観点からも、小学校区での開催を検討すべきではないか。

(委員)
波野地区に同じように就学前の子どもを持つ保護者がいない。これから就学を控える保護者の不安を少しでも取り除くようなフォローのある周知をお願いしたい。また、制服が変わることで保護者負担が発生するのであれば、そのようなことも併せて周知をお願いしたい。
(事務局)
今後は、ご指摘の点などについても様々な機会を捉え、周知していきたいと考えている。

(委員)
今回、修正案に例示された学校再編計画とは、どのような形のものなのか。
(事務局)
今回の検討委員会での議論を踏まえ、町全体の学校を対象にしたものを教育委員会が作成して、保護者や地域住民に示す形を想定している。

(委員)
鹿屋市のように、まず、基本方針を定めた上で、スケジュールを示すことで保護者も混乱しなかったのではないか。
また、保護者からのアンケートにもあったが、統廃合だけでなく、校区の見直しや義務教育学校にすることなどはできないのか。
(事務局)
委員ご指摘のとおり、鹿屋市の例をならい、今回、修正案として示させていただいた。
また、義務教育学校の標準規模は18〜27学級であることから、現実的は難しいのではないかと考えている。

(委員)
町にも人口ビジョンがあり、2050年には人口が7千人となる。子どもたちの教育環境をどのようにして守っていくか。また、少子高齢化が進む中で、行政や大人の責任として、もっと早い時期に学校の在り方について検討すべきだったのではないか。今回、案として令和8年4月という具体的な時期が示されたことで、それぞれが考える良い機会となったのではないか。
さらに、今回定めようとしている基本方針を約束事として町民一人ひとりが意識を持ち、ある一定の状況になった際に学校再編を検討することなどを盛り込むことは良いことだと考える。

(委員)
実際に、波野小学校は完全複式であることから、2〜3年には統廃合となるのか。
(事務局)
今回、意見交換会を実施したことで、様々な準備が必要であることが分かった。具体的な洗い出し作業が必要と考えている。

(委員)
今回、どうして子供たちに意見を聞かなかったのか。
(事務局)
現時点においては案であることから、子どもたちに余計な不安や混乱を招かないよう実施を見送った。

(委員)
現時点において、具体的な学校再編計画案はあるのか。
(事務局)
具体的にはないが、その点についてもご意見いただければと考えている。

(委員)
意見交換会で出た「内之浦中学校を岸良に」という案についても検討いただきたい。

(委員)
保護者に積極的に周知を図る必要があると考えるが、今回の基本方針はホームページに掲載するのみか。
(事務局)
ホームページに掲載するとともに、ネット環境のない方々のために施設等に設置する形も検討したいと考えている。

(委員)
再編により他校を受け入れる側の学校の保護者も当事者意識を持つ必要がある。再編される側は様々な不安を抱えながら、学校が替わることを認識して、受け入れる体制を整えてほしい。

(委員)
様々な認識の保護者がいる。今後、保護者会を開くなどして、大きな声だけではなく小さな声も拾いながら、保護者の意見を集約できると良いと考えている。

(事務局)
今回、出た意見を踏まえ、基本方針(案)を再度修正したいと考えている。反映状況の確認などは会長に一任いただくことでよいか。

(全委員)
了解した。
 

【当日配布資料】

第4回会次第(PDFファイル:252.2KB)

意見交換会の概要(PDFファイル:614.5KB)

パブリックコメント(PDFファイル:1.5MB)

基本方針(修正案)(PDFファイル:1.1MB)

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課 総務係
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