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野崎の田の神(昭和41年3月11日指定))

更新日:2023年10月26日

野崎の田の神1
野崎の田の神2

県指定有形民俗文化財「野崎の田の神」 は、肝付町野崎大園用水路の傍らに2体並んでいます。

1.向かって右側:寛保3年(1743年)2月11日の造立。高さ92cm、幅33cm

本城石(硬質凝灰岩)製で、シキを被っています。着衣は袖の長い着流しで、袴はつけていません。前で紐を大きく結んでいます。長い柄の鍬を立てて、柄の上部を両手でおさえています。鍬は刃の部分の大きい、へラクワです。背のシキの下に大きなワラ苞とメシゲ(しゃもじ)とを斜十字に組み合わせた形で背負っています。

2.向かって左側:明和8年(1771年)4月28日の造立。高さ93cm、幅32cm

本城石製で顔も完全に残っています。シキの編目模様が、線でなく点彫りなのが特徴です。背面の苞の表面にメシゲを差し添えた格好になっています。

見学について

・基本的にいつでも見学できます。

アクセス

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