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火崎のソテツ自生地(大正12年3月7日指定)

更新日:2018年12月27日

火崎のソテツ

火崎のソテツ自生地  津代半島の突端にある火崎は、太平洋の荒波によって浸食された断崖絶壁と広い岩場が、男性的な景観をかもしだしている景勝地です。この、他の植物の生育を困難にしている強い潮風とやせた土の急斜面上にソテツが繁茂しています。

 ソテツは種子植物の中では最も原始的な植物で、「生きている化石」ともいわれており、中国南部から台湾、琉球そして九州南部の一部だけに分布している亜熱帯植物です。

 このため、自生北限地として1923年(大正12年)国の特別天然記念物に指定され、農林水産省の管理のもとに保護されています。

 なお、この地域は1956年(昭和31年)県の風致地区に、1977年(昭和52年)6月、大隅南部県立自然公園に指定されました。

見学について

火崎灯台

火崎灯台 ・基本的にいつでも見学できます。

※平成24年6月末の豪雨災害のため、火崎に向かう道路は土砂崩れ等が発生し、迂回が必要な箇所があります。

※幅員が狭く、離合ができない道路が続きますので、見学の際は十分ご注意ください。

※駐車スペースから先端部までは急で大変滑りやすい山道ですので十分ご注意ください。

アクセス

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