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船間のヘゴ自生北限地帯(大正15年10月27日指定)

更新日:2018年12月27日

船間のヘゴ

船間のヘゴ  へゴは木性の大型シダ植物で、高さは4メートルにもなります。日本では、八丈島・五島・九州南部の一部と、南の島々に分布し、湿澗で温暖な所に自生しています。

 本町では、船間地区の通称「へゴの谷」と呼ばれる小さな谷間にへゴの群落があり、自生北限地として1926年(大正15年)国の天然記念物に指定されました。

 しかし、1938年(昭和13年)の大水害で流失したり、園芸ブームによる盗掘で絶滅状態となってしまいました。そこで、1988年(昭和63年)当時の船間小学校文化財少年団と地区民の協力で約50本のへゴを移植し、へゴの谷はよみがえり現在に至っていますが、環境悪化の影響か年々衰退してきています。

見学について

・基本的にいつでも見学できます。

アクセス

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