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棒踊り・鎌踊り
野崎地区の鎌踊り
波見地区の棒・鎌踊り
宮下地区の棒踊り
豊穣を祈願して
棒踊り・鎌踊りは、名前のとおり棒や鎌を手に持って踊る勇壮で伝統的な踊りです。旧暦の2月に穀物の豊穣を祈願する祭りとして行われていました。現在は、3月に奉納されています。
踊りの起源については、「農耕儀礼」「朝鮮出兵の凱旋祝賀」など様々な説があります。棒や鎌、小太刀など農民が自由に得られるものを用いる踊りであるため、薩摩藩が農民武装のため、外敵に対して身近なもので攻撃防御ができるように、武芸を踊りの形で仕込んだものといわれています。
多くの集落で行われてきた伝統行事ですが、踊り手の減少により存続ができなくなり、高山地区では、野崎の伊勢神社・宮下の桜迫神社・波見の住吉神社の3つの地区で踊られるのみとなっています。
また、内之浦地区では、町指定文化財の「南方棒踊り」と「岸良棒・鎌踊り」があり、学校と地域住民が一体となって伝統を継承し、運動会や学習発表会で披露されています。
スケジュール
令和6年は3つの地区で踊りが奉納されます。コロナ禍で一時中断していたため、数年ぶりの再開となります。
野崎・伊勢神社 令和6年3月17日(日曜日) 鎌踊り
宮下・桜迫神社 令和6年3月17日(日曜日) 棒踊り
波見・住吉神社 令和6年3月24日(日曜日) 棒踊り鎌踊り
アクセス
桜迫神社(宮下地区の棒踊り)へのアクセスはこちらをクリックしてご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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肝付町立歴史民俗資料館
〒893-1207 鹿児島県肝属郡肝付町野崎1936
電話番号:0994-65-0170
ファックス:0994-65-0170
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更新日:2024年03月13日