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肝付町の紹介

更新日:2018年12月27日

鹿児島県肝付町

肝付町は本土最南端の鹿児島県大隅半島南東部に位置し、総面積は308.10平方キロメートルと広大で地勢は林野地帯・畑地帯・水田地帯に大別されます。平均気温は17度前後、降水量は2,700ミリメートル以上で極めて温暖多雨な気候で、一部にはビロウ・ソテツの自生北限があり亜熱帯の特徴を示しています。また、東南アジアの季節風帯にあり、夏期は東風及び南東風が多く冬は乾燥した北西風が強くなります。

  町の中央部には900メートル級の山々(国見山・黒尊岳・甫与志岳)が連なる肝属山系を形成し、町面積の80%以上を林野地帯が占めています。北西部は笠野原台地(シラス台地)や肝属平野が広がり約2,500ヘクタールからなる水田・畑作地帯及び市街地等を形成しています。この平野部には、常緑広葉樹が広く残された肝属山系や高隈山系を源に発する肝属川や高山川が流れ、豊富な水資源を蓄え志布志湾へと注ぎ込んでいます。
  また、南東部は急峻な山脈がそのまま太平洋に落ち込む美しい海岸線が50キロメートルに及び、豊かな海の資源をはぐくんでいます。