令和6年5月使用分から水道料金を引き上げます【7月検針分】
肝付町水道事業は、水道料金収入を主たる財源として経営を行っています
肝付町の水道施設は10か所の浄水施設と総延長約214kmの管路網があり、古いものは40年を超え老朽化が進んでいることから、水道施設を更新する必要があります
また、地震等の災害時においても、ライフラインとして機能を確保するため、水道施設の耐震化を進めていく必要があります
そのような中、人口減少に伴い、水道料金収入は年々減少していく見込みです
平成17年度の町合併を経て平成20年度に料金体系を統合して以降、消費税率改定による料金改定は行いましたが基準的な料金は据え置いてきました
これからは、施設の維持、耐震化を進め、将来においても持続的に、安心・ 安全な水を安定的に供給していくため、水道料金の改定を行います
ご理解とご協力をお願いいたします
料金改定が必要な理由
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給水人口減少による水道料金収入の減少
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老朽化した施設の更新、耐震化のための建設改良費は継続して必要である
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近年の物価高騰などにより給水原価が供給単価を上回る状況にある
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現在の水道料金で運営を維持した場合、10年後には工事等に必要な積立金がなくなる
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計画的な建設改良事業ができなくなる
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将来にわたって水道水を安定して供給するため
水道料金は次のように変わります
料金改定Q&A
なぜ、この時期に値上げが必要なのですか?
水道の経営は、独立採算制を前提とし、事業にかかる経費については、料金収入で賄わなければならないという公営企業の一面を持っています
料金改定を先延ばしすることで、今の追加負担はなくなりますが、将来の「料金改定の増」など、今以上、町民負担に大きな影響を及ぼしかねないため、時期を失わないよう実施していきたいと考えています
値上げをしないとどうなるのですか?
施設等の耐震工事や設備・管路の更新を行うことができず、漏水などが多く発生する恐れがあります
また、大地震などの災害が発生した場合に管のズレや破損が生じ、断水などの大きな被害がでる可能性も予想されるため、今後は減災対策を急ぎます
足りない部分は一般会計で補填し、水道料金を安く抑えることはできないのですか?
水道事業の経営に必要な経費はお客様からいただく水道料金で賄うという「独立採算の原則」があります
一般会計は、福祉・教育・道路などの町民サービスに充てられるべきものであり、水道事業のために使うことは、本来一般会計で賄うべきサービスの低下を招いてしまう恐れがあります
使った人が使った分だけ負担するという考え方に基づき、水道事業としての健全経営を行う必要があることをご理解ください
- この記事に関するお問い合わせ先
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水道課 総務係
〒893-1207 鹿児島県肝属郡肝付町新富98
電話番号:0994-65-8415
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更新日:2024年02月29日