現在の位置

塚崎古墳群(昭和20年2月22日指定)

更新日:2021年08月19日

塚崎古墳群

塚崎古墳群は、4世紀~5世紀にかけて造られた古墳群です。

現在、円墳54基、前方後円墳5基、地面にL字状の穴を掘る地下式横穴墓29基が発見されています。 日本最南端の前方後円墳(51号墳)があり、大隅地域で最初に造られた古墳群でもあります。

4世紀は、日本各地で古墳をつくりはじめた時代であり、塚崎古墳群は、当時日本の南まで最先端の古墳文化が及んでいたことを示す歴史上重要な史跡です。
また、地下式横穴墓は、宮崎県と鹿児島県の地域にしか見られない地域的なお墓です。地域的なお墓と全国的な古墳が共存していることから、多様性に富んだ古墳文化を持っていたことが分かります。


史跡内は歩いて回ることができます。いちおしは、大隅最古の前方後円墳とされる11号墳と、塚崎1号墳上にそびえる巨大な塚崎のクス(国指定天然記念物)です。その迫力を間近で、ご堪能ください。


近くの肝付町立歴史民俗資料館では、過去の発掘調査によって発見された古墳時代の土器等をみることができます。

見学について

・基本的にいつでも見学できます。

・古墳の周囲の土地(畑等)は私有地のため、見学順路以外には立ち入らないよう留意してください。

・民家敷地内への車両の乗り入れは、絶対にしないでください。

・駐車場は、歴史民俗資料館や塚崎のクス横の駐車場をご利用ください。

※平成30年に古墳番号が再設定されています。

現地にある各標柱の古墳番号は、昭和41年に当時の番号で設置されたものとなっております。現在の古墳番号とは一致しておりませんので、ご注意ください。

塚崎のクス
塚崎古墳群

アクセス

この記事に関するお問い合わせ先

肝付町立歴史民俗資料館
〒893-1207 鹿児島県肝属郡肝付町野崎1936
電話番号:0994-65-0170
ファックス:0994-65-0170

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